
董氏楊氏奇穴勉強会のご案内
董氏楊氏奇穴とは
董氏奇穴(tung’s acupuncture)は、漢の時代から董家に門外不出の奥義として伝えられてきた鍼の技法でしたが、董景晶(1975没)が董家外部の者から弟子をとったことによって、初めて世間に知られるところとなりました。
その後、73名の弟子のひとりである楊維傑が中心となって体系化がなされ、現在に至っています。
我々は体系化の中心となった楊先生への敬意を込め、この手法を「董氏楊氏奇穴」と呼んでいます。
特徴
董氏楊氏奇穴の特徴は、患部に鍼を刺さない遠隔治療である事、そして治療の即効性、確実性、簡易性にあります。
痛みの治療ならば、1、2本の刺鍼で治療が終了することも少なくなく、内科疾患に対しても驚異的な効果を発揮します。
このような技法としての強力さは、黄帝内経成立の頃より書物でなく口伝として伝承・洗練されてきた理論と、740余を数える独自の奇穴によるものであることは言うまでもありません。
董氏楊氏奇穴は今、世界的に注目度が高まっており、各地で楊先生によるセミナーが開催されています。

中醫 楊維傑
山東省青島生まれ、台湾育ち。アメリカ合衆国在住。
北京大学博士号。北京中医大学博士号。
研究は文学、歴史、哲学など多岐にわたり、特に医学と易経に造詣が深い。
董景昌の直系の弟子であったほか、中医学の大家である劉渡舟や「易経」研究で知られる朱伯昆に師事。
台北市中医師公会理事、台北市中国医薬研究会常務理事、アメリカ合衆国針灸学会学術主任、中華民国中華中医学説学理学会理事長を歴任。
中医臨床では35年の経歴をもつ。
1990年には台湾にて傑出した中医師針灸家を讃える最初の華佗賞を、2000年の世界中医大会で最傑出人物賞を授与された。
著作は35冊以上を数え、多くは韓国語、英語、簡体文に翻訳されている。また、発表した研究論文は百余編にのぼり、国際的にも著名な医師、学者として知られる。
画像は楊先生のサイト:中醫楊維傑 より引用
勉強会
現在日本では年に1~2回、董氏楊氏奇穴の学習・臨床発展を目的とした少人数の勉強会を行っています。(講師は本勉強会主宰者の山本崇)
この勉強会は董氏楊氏奇穴における治療の原理原則と奇穴を網羅する基礎編(前後編各3日間)と、より臨床的な内容を学ぶ応用編(2日間、回数未定)からなります。
これに加え、Facebook内に有料版・無料版2種類のページが存在し、有料版では董氏楊氏奇穴に関する様々な情報の公開や会員による治験のシェアなど、更に詳しく学習できるシステムとなっています。
勉強会は開催の数か月前からFacebookにて募集があります。
先ずは下記リンクから董氏楊氏奇穴勉強会のグループにご参加ください。
主宰・講師
山本 崇
楊維傑に師事
オレゴン州鍼師免許
東洋医学学士号、同修士号
東洋医学免状
鍼術と漢方薬(NCCAOM)
推拿認定治療師(AOBTA)

勉強会の模様 基礎編(後編)
参加者の声

治療の原理原則が確立しているので、初学者でも目覚ましい結果が出せる!
じねん堂はり灸治療院 西出隆彦