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  • 執筆者の写真Takahiko Nishide

首から肩にかけての痛み



首から肩にかけての痛みを訴えた事例。

首は側面、肩はいわゆる肩こりの部位とその少し鎖骨側に症状がありました。


すねやふくらはぎ、前腕のツボに鍼をしたのですが、首の痛みや肩の鎖骨側の痛みは大方取れたものの、首を反らせた際に生じる肩のピンポイントな痛みがどうしても取れませんでした。


そこで足首の内側に鍼を1本刺入したところ、首の痛みが大幅に改善。


さらに周りに数本追加することで、首はもちろん、少し残っていた鎖骨側の痛みまで完全に取り切ることができました。



 


(コメント)


最後まで残ったピンポイントの痛みは、ちょうど肩甲骨の上端、 天髎(てんりょう )というツボのあたり。

最初はその近辺に影響を与えるようにツボを選んだのですが、鍼数が増えるばかりでほとんど痛みが変わらない状態でした。


そこで、肩甲骨の上端に付着している筋肉(肩甲挙筋)のもう一端である 第1~第4頚椎の横突起を意識して足首付近のツボを選択したところ、しっかりと鎮痛効果を発揮することができた次第です。


とはいえ、足首のツボに到達するまでに20本以上刺してしまい、患者さんに無用の負担をかけてしまいました。

痛みは取れたものの、反省の多い事例です。



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