Takahiko Nishide
腰痛(朝起きた時、立ちっぱなし、反らした時)

腰痛の事例。
起床時に痛みを自覚したり、立っているとずっと重い感じがしていたり。また、腰を反らせた時には「ピリッと」するとの訴えでした。
(1回目)
手のツボ3点と頭のツボ1点に鍼。
腰を反らした時の痛みが無くなり、動かしやすくなったとのこと。
左の股関節付近に圧痛(押さえた時の痛み)があったので、肩のツボを2点追加。
これで症状が取れたので、そのまましばらく時間を置きました。
(2回目)
9日後。
大分マシだが、疲れがたまったのか腰を反らせた際の痛みが出てきたとのこと。
両太ももの外側にも張りを訴えましたが、左の股関節の圧痛は無くなっていました。
前回同様の手のツボ3点と、両太ももをターゲットに左上腕のツボに1点、鍼をしました。
これで反らせた際の痛みはなくなり、太ももの筋肉も緩んだので、しばらく時間を置き、治療終了となりました。
(コメント)
いつのも投稿では1回の施術の模様しか紹介していませんので、もしかしたら「1回で完治するのか!」と誤解したり、「鍼が痛すぎて二度と来なくなっているのではないか」と不安に思われたりするかたもあるかと、今回は複数回の治療経過を紹介しました。
鍼のほか、初回時にいくつか姿勢に関する注意点をレクチャーしています。
また、この患者さんは運動としてランニングをされていたので、フォームに関しても数点、アドバイスさせていただきました。
鍼をうつばかりではなく、バイオメカニクス(身体運動学)的な観点から症状を生み出している要因を見つけ出して改善・予防のための適切なアドバイスをすることも、鍼灸師ができることのひとつです。
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