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  • 執筆者の写真Takahiko Nishide

寝違え(上を向いたときに左肩が痛む)

更新日:2019年1月25日


寝違えによる首や肩の痛みを、足のツボを使って鍼治療しています

40代 男性。


寝違えたのか、上を向いたときに右の肩(肩上部)から肩甲骨のあたりへ痛みが走るとのこと。


先ずは肩周囲の痛みにアプローチすべく手のツボへ鍼をしましたが、症状があまり変わりませんでした。


そこで、首に問題があって肩に痛みが放散するのではないかと考え、首の正中からやや外側と肩上部にかけて影響が出るよう足先から下腿の外側のツボを使ったところ、首の動く範囲が増え、痛みも最初の半分以下に減少しました。


そのまま30分ほど。時々首や肩の運動をしながら、鍼を刺したままにしておき、最終的に1割程度の痛みになったところで治療を終了しました。




 


(コメント)


ファーストチョイスでは痛みを取り除けなかった事例です。

表面に現れている症状だけに気を取られると、このようなことも起こります。

もちろん、症状に合わせた鍼で良好な結果を得ることも多いですが、それで上手くいかなかった場合、もう一つ“上流”を意識してツボを選択します。


痛い部分に鍼を刺す局所治療だと、その部位に鍼をして聞かなければそれ以上打つ手がありません。順序立てて“次の手”をうつことができるのも、董氏楊氏奇穴の特徴です。


施術者はなるべく少ない鍼数で効果が現れるよう、努力しています。



#寝違え #首 #頚 #肩 #肩甲骨 #痛み #鍼 #針 #治療

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