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  • 執筆者の写真Takahiko Nishide

お尻から左太腿にかけての痛み


臀部の痛み・太腿の痺れに対して、肩への鍼で対応しています

起床時や立っている時間が長くなった時の、お尻から左太ももの後ろにかけての痛みと痺れを訴えた事例です。

2年前から突然症状が出るようになり、整形外科では腰部椎間板の変性(腰椎椎間板症)を指摘されたとのこと。 整骨院に通ったり整形外科でトリガーポイントブロックをうけたりしていたそうです。


いくつかの検査を行った結果、お尻の筋肉(梨状筋)に問題があると判じ、肩周囲に鍼をしました。


今回は3本の鍼で痛みが消失。


太腿の症状も寛解しました。


仕事や余暇の関係から症状の戻りが予想されましたので、予防のために臀部へのセルフケアも案内し、治療を終了しました。

患者さんは「痛みが無いのは2年ぶり」と喜んでおられました。



 


(コメント)

“梨状筋症候群”が疑われた事例です。


レントゲン上に椎間板の変化があって、お尻や太ももの後ろ側に痛みやしびれがあったとしても、それが椎間板の変化によるものとは限りません。


今回の場合も、“お尻”をターゲットに治療をすることで、お尻や太ももの裏の痛みや痺れが改善しました。


我々鍼灸師はレントゲン撮影や診断行為はできませんが、いくつかのテストや触診・問診によって症状を引き起こしている“悪玉”を推察し、可能であれば鍼灸を用いてそれを処置します。


また、鍼をうつこと自体が、“悪玉”探しのヒントになることもあります。 尻をターゲットに鍼をしても症状が変化しなければ、もう少し”上流”の仙骨や腰椎、腰の筋肉に影響を及ぼすようなツボへ鍼をするといった具合です。


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